懐かしくて楽しい写真が出てきた。
英国が誇る折りたたみ小径車、ブロンプトンだけで走る「ブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップ」のレースを含めた、自転車の大イベントがロンドンであった。バッキンガム宮殿のプロムナードを一日借り切って、「みんなで走ろう!」的なのから、プロチームが競うロードレースなど。
自転車のお祭りなので、様々な屋台も出店していて、中でも目を引いたのがこれだった。
「ペダルパワーで刺繍のポートレート、承ります」
愛車に乗った姿を、ミシン刺繍で描いてくれるというもので、確かに電気だけどペダルを踏んでエネルギーを生み出すところは、自転車と共通点がある。
モチーフにはブロンプトン的な小径車が多いですね。コンピューター制御の電子ミシンにパターンを読み込んで、とかじゃなくフリーハンドでどんどん縫っていく様子に感心します。
この時はグリーンモビリティという日本の団体さんの撮影だったのもあって、お願いできなかったんだけど今見ると一枚、作ってもらいたかったなぁ。愛車バイクフライデーに乗ってるところ、キャンバスの鞄に縫いつけたりしたかったかも。
と、ふと思ってネットを調べてみたら、おお、おられました、このアーティスト、ハリエット・リデルさん。
ふむふむ、手作りサイト「Etsy」でもショップを持っているのね。Zoomを使って、おしゃべりしながらポートレート作ってくれるのね。機会を作ってやってもらいたいな。
この日のイベントの華は、何と言ってもロードレースの後のBWC。世界中からブロンプトン・ユーザーが集まるチャンピオンシップで、日本代表も男女1名づつこの日のために渡英されていて、その方たちの1日を混じえながらいろいろと撮影していく。
ブロンプトンのレース用に開発されたパーツを扱うジョセフ・クゼのチーム車。ワイドリムのカーボンホイール装着で速そう!
あ、びっくりしました。今軽く見てみたら、ひとつの輪が軽く12万円越えなんですね。方輪だけで自転車一台、買えちゃいます。
この方たちはお酒ブランドのプロモーションでジン・トニック片手にポーズ。ののち、ブロンプトンレースに参加。お約束のコスプレも堂にいってます。
ちなみにイギリスは、自転車に乗っていて飲酒していても特におとがめはない。ツーリングに行って、喉が渇いたらパブで休憩、ビール一杯っていうのも大いにアリ。田舎でのんびり1日走って、お昼は長めのパブランチをパイントと一緒にいただくっていうのが定番です。
Commentaires