ハッとして「生花椒」
- mikiynot
- Nov 24
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人の舌が感じる味覚は5つ。塩味、甘み、酸味、苦味、旨みという基本の味ですね。
ここに足したい「6つめの味覚」が「痺れる味覚」。
西欧にこのような味覚があるのかな?
私は出会ったことがありません。
でもこの秋、中国の「花椒」(ホアジャオ)の木に、フランスの農場で出会いました。

鈴なりの実は「南天」の実くらいの大きさで、目の覚めるような赤さ。
そして目の覚めるようなアロマです。実を一つとって指で押さえると、芳香がほとばしる。
一つだけでも覚醒級。

実のサイズの割に大きいタネは硬くてピカピカ、黒いビーズのよう。
容器に入れて放っておくと、すぐに茶色になって果皮とタネが離れ、くす玉が割れたような形の果皮という見慣れたお姿に。
アロマオイルで「花椒」があれば欲しいなー。
アロマオイルではスッキリ柑橘&果皮を捻った苦味があるベルガモットが好きなので、
もしかしてアルカナ?と検索してみたら、似たものがありました
ピリッとスパイシーで清々しい。うんうん、まさにその通り。
おっと、ひと瓶、7000円超えでござます‥
香りは体験してみたいけどちょっと勇気いるなー。
ちなみに四川花椒、収穫はかなりの至難技。硬くて長いトゲがある枝に、分厚いガーデニング用
手袋をしていても刺されます。かーなーり、鋭いです!
日本の山椒も同じようなトゲがあるみたい。
オイルのお値段、収穫の難しさも反映しているのかも、と思ってみたり(←実際に就労した人の感想)
私がよくお邪魔するフランスの農場はパーマカルチャー&ヴィーガンなので、
種類に富んだ季節野菜を収穫して食べます。10月はホクホクの日本カボチャ、
巨大化したズッキーニ、大根などが旬でした。
野菜料理を四川花椒でスパイスアップ!
アロマオイルを作る予定はなさそうです‥
瓶に詰めて、オリーブオイル漬けにしてみましたが、どうかな?



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